温泉の歴史、150年。
島根が誇る屈指の名湯。東の玉造、西の美又。
美又温泉は江戸時代末期に開湯されたと言われ、その歴史は約150年に及びます。
温泉街には8つの温泉宿と2つの日帰り温泉施設、そして無料で楽しめる足湯施設や産直市、食事施設などが軒を連ねています。
そばを流れる川のせせらぎと裏山から聞こえる滝の音、そしてほのかに漂う湯けむり。
春の新緑、秋の紅葉はもちろん、初夏には蛍が舞い、冬の雪景色もなかなかの風情を感じながら温泉街をゆっくり歩くと旅情をかきたてられます。
浜田市の海の幸、山の幸、黒豆や黒カレーといったアンチエイジングをイメージした黒い食品など、美又温泉の名物料理も味わっておきたいもの。
美又温泉の入り口!温泉の塔
高速浜田道金城ICを降り、標識を頼りにトンネルを抜けると現れる、美又温泉の塔。美又温泉はここから始まり!
美又温泉街の案内看板と、のぼり。温泉街を歩くといたるところにのぼりが掛けられ、美又に来た!って雰囲気が味わえます。
美又の特産品がズラリ!みまたの市場
場所は美又温泉国民保養センターの敷地内。
地元のみなさんが作った手芸作品は、二つと同じものがないクラフト感にあふれ、どこかホッとさせてくれました。
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名称
みまたの市場
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営業時間
金・土・日・月 10:00〜17:00、火曜13:00〜17:00
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定休日
水・木曜
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取り扱い商品
地元の野菜、加工品など
いよいよ温泉街へ
美又温泉国民保養センターの敷地を抜け、表のとおりに出ると、いよいよ温泉街へ。ここから約100mの通りの間に6件の旅館と1件の公衆浴場が並びます。
新名物!美又の足湯
温泉街の通り沿い、美又川のほとりに無料で楽しめる足湯がオープン!トロトロの泉質が人気で良質な温泉を源泉かけ流しで手軽に体感できます!
源泉かけ流しなので、足をつけると温度は少し高め。そこを我慢してしばらく足をつけるとちょうど良い温度に感じられるようになりますよ。
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名称
美又温泉 足湯
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営業時間
24時間年中無休
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料金
無料
周辺施設の観光案内、美又温泉会館
250円で利用できる、公衆浴場 美又温泉会館はお風呂も楽しめるほか、観光パンフレットなどが置かれ、浜田市以外の周辺施設の情報が収集可能。
美又温泉を楽しんだ後のその先の予定も立てやすいですよ。
風呂上りのお楽しみ、地元の名物を堪能
今回、取材にご協力いただいたのは金城観光ホテル様。
美又温泉で唯一の露天風呂を利用できるほか、島根名物の「のどぐろ」や「島根牛」をはじめとした、地元で取れる野菜や日本海直送の魚など、旬のものをたくさん取り入れたお料理を堪能できます。
今回いただいた料理は、浜田市の特産、「のどぐろ」の塩焼きほか、全10品。「のどぐろ」と言えば煮付けも有名ですが、塩焼きにしてもとってもおいしいですよ!
また、フロントロビーの喫茶コーナーでは、地元の果実を漬け込んだ果実酒が並んでいます。こっそり支配人に頼めば、ちょっとだけ試飲させてくれるかもしれません。
泉質日本一、美肌の湯を露天風呂で堪能。
美人の湯を露天風呂で堪能。お湯は匂いが少なく、無色透明。そして最も特徴的なのはその肌触りです。お湯に入ると体にまとわりつくようなトロリとした感覚。そのとろみが肌に触れると、お湯の中で肌がサラサラ、つるつるになることを実感します。また湯上りも体の芯がいつまでもほかほかに!神経痛や筋肉痛、疲労回復や皮膚病などにも適応し、美肌にもひと役買ってくれそうです!
因みに金城観光ホテル様では、お土産コーナーも併設して、浜田市の特産品の販売もしています。時間のない方や、お土産を買い忘れた方はいかがですか?
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名称
金城観光ホテル
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営業時間
10:00〜22:00
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宿泊数
19室
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CI・CO
チェックイン15:00、チェックアウト10:00
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料金
1泊2食平日 10,000円〜
お風呂上りに少しだけ散歩なども
食事も済ませ、お風呂上りに少しだけ温泉街を散策、足湯も昼間と違って情緒たっぷりにライトアップしています。
人目も気にせず、大胆に楽しんでみても良いかもしれません。
いかがでしたか?
美肌成就を祈願する温泉神社が温泉街の中にあり。
美人の湯の神様に頼めば美肌がますますスベスベに変わるかも。
美肌の湯にゆっくりつかり、泉質日本一の温泉を楽しんではいかがですか?
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名称
美人の湯 美又温泉
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泉質
アルカリ性単純温泉、ph値9.7、源泉温度は41.6℃
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効能
神経痛や筋肉痛、疲労回復や皮膚病などにも適応
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施設概要
宿泊施設、日帰り温泉のほか、足湯あり
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アクセス
浜田自動車道 金城ICより車で10分